京都上賀茂教会の牧師紹介


主任牧師:  生田 香緒里 いくた かおり
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  キリスト教との出会いは小学生の頃。姉がキリスト教学校に通っていたこともあり、教会に連れて行ってもらったのが始まりでした。私もキリスト教学校に通いましたが、毎朝の礼拝で讃美歌を歌ったことが音楽を好きになるきっかけになりました。
 絵画や音楽などを見たり聴いたりするのが大好きです。日本文学などに触れるのも楽しみの一つです。聖書を読むと、昔も今も人々が喜んだり悲しんだりするその感覚は変わらないのだと思わされることが多くあります。人々の営みに神さまがどのように関わっておられるのか、今を生きる私たちがどのように生きていけばよいかを、聖書の御言葉を通して共に考えていけたらいいなあと思っています。


協力牧師:  粟津原 淳 あわづはら あつし
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広島女学院大学  宗教委員長  人文学部教授
 コロナ前は大人のバックパッカーを趣味としていました。イランやインドなど、西〜南アジアがお気に入りです。地元の人と一緒にバスや列車で移動するのですが、国によっては空の国内線が充実してきていて、経済の変化を感じることもあります。食事も地元の人が集う食堂や屋台が性に合っています。インドの屋台で激しい下痢をしたときは日本から持参した薬がまったく通用せず、現地の薬局で処方してもらった薬で治りました。「郷にいれば郷に従え」ということでしょうか。風邪にはアーユルヴェーダのマッサージが効きました。
  写真に写っているのは、ウズベキスタンとカザフスタンにまたがるアラル海です。かつては東北地方とほぼ同じ大きさで世界第4位の湖でしたが、現在では10〜20%くらいの面積にまで縮小しています。これはソ連が綿花栽培のために大規模な灌漑を行って、水を他の地域に流した結果です。かつては豊かな漁場でしたが、1980年代になると塩分濃度の上昇によって魚を捕れなくなりました。今は船の墓場のようになっています。人がもたらす破壊力の恐ろしさを見る思いです。
  柴犬ハルと暮らすようになってからは、我が家の半径3キロ四方の路地や公園に詳しくなりました。猫が立ち寄る所やニホントカゲの住処など、いままで見えていなかった場所に連れていってもらっています。地の果てのような遠くまで出かけるのも楽しいですが、どこにでもちょっとした発見や驚きはあるものです。

牧師:  浜本京子はまもと きょうこ
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  数年前のある日、自分のスマホが頼みもしないのに、勝手にわたしの歩数を数えていることに気が付きました。見てびっくり、これは完全に運動不足。それならばと、気分転換も兼ね、意識して歩いたり、ウォーキングをしたりするようになりました。はじめのうちはどれくらい歩けば目的地に着つくのか、そればかり気になっていたのですが、いまではただ歩くことを楽しんでいます。移り行く四季の空、風の色、道端の草花や遠くに見える街のあかりなど、毎日ちがった美しさに出会います。なんでも速い世の中ですが、本当は歩く速さがわたしたちにとってはちょうどいい生きるペースなのかもしれません。
2023年の秋に十数年ぶりに関西に戻ってきました。いつもは、病院のチャプレンとして働いています。